定番の性病薬
クラミジア治療
クラミジアはクラミジア・トラコマチスという細菌により生じる感染症です。
尿道、子宮頸部、直腸等に感染し、陰茎や腟からの分泌物、排尿時の痛みや頻尿などの症状がみられます。
クラミジアの治療にはマクロライド系やニューキノロン系の中で、クラミジアに対して抗菌力があるものやテトラサイクリン系の抗菌薬が用いられています。
第一選択薬としてはアジスロマイシンが用いられる事が多いようです。
ヘルペス
ヘルペスはヘルペスウイルス(HSV)の感染によっておこる疾患です。
性病の場合は性器ヘルペスと分類されます。
性器の水泡(水ぶくれ)、腫れ、痛み、かゆみなどの症状がみられます
第一選択薬としてはバラシクロビルが用いられる事が多いようです。
カンジダ
カンジダはカンジダ・アルビカンスをはじめとする数種類のカンジダ属の真菌によって引き起こされる感染症です。
常在菌ではありますが、疲れやストレスなど抵抗力が落ちることで発症する疾病です。
強いかゆみやおりもの性器の痛み、性交痛、排尿障害等の症状があります。